中庸への回帰

ベンチャーキャピタリスト/山家 創(やんべ そう)のブログです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

Yahoo!ファイナンスの企業情報「特色」欄に、どんな書かれ方をするか。

支援先のベンチャーと会話してて、ふと「Yahoo!ファイナンスの企業情報『特色』欄にどんな書かれ方ををするか(したいか)って、ビジョン策定や資本政策、IR戦略なんかに役立つのでは?」と思い立った。 例えば、こんな感じ。(目に付いた会社をランダムにピ…

まとめ:「研究開発型ベンチャー投資」で意識すべき直近の実績や技術ロードマップ

仕事がてら、直近のベンチャー投資や技術ロードマップを調査したので、せっかくなのでまとめておく。 研究開発型ベンチャーに投資をするVCやキャピタリストとして意識すべきことを重点的に。 ベンチャー白書2016(一般社団法人ベンチャーエンタープライズセ…

「研究開発型ベンチャーにおいて、知財戦略は重要である」の真意を理解するための二冊

「研究開発型ベンチャーにおいて、知財戦略は重要である」 誰も否定することのない、もはや使い古された言葉と言っても過言ではないくらい、至るところでこの標語を耳にする。下町ロケットのモデルとして有名になった弁護士の鮫島先生ほか、多くの諸先輩方・…

東北にベンチャーをつくることの意味

ある日のつぶやき 先日、「東北にベンチャーをつくる」ことについて、一連のツイートをした。割と自分の本音を表現できた気がするので、全て紹介したい。「東北(広く言えば地方)にベンチャーを生み出すことに命を賭ける人」というのが自然に僕のブランディ…

キャピタリストは可能性を“探る”のではなく“感じる”のだと思う。

最近、ベンチャー・キャピタリストである自分の課題として強く意識することがある。 それは、投資判断・投資意思決定の遅さだ。 以前にブログで書いた「ベンチャーキャピタリストに求められる意思決定とは?」では、投資しないという意思決定の重要性を述べ…

まずは、5年後に生き残る大学発ベンチャーを目指して

先日、文科省主催の『大学発ベンチャー創出シンポジウム』に参加してきた。 産業革新機構の志賀CEOをはじめ、大学発ベンチャー界隈では名だたる方々が登壇する、なかなか勉強になるシンポジウムであった。シンポジウムの感想を含めて、簡単に「大学発ベンチ…

ざっと「STEM」を知るなら『AI時代の人生戦略』と『日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術』

ベンチャーキャピタリストという仕事柄「STEM」は必須である。 今年の目標の一つも、この「STEM」の知見を増やすことだ。 そんな「STEM」をざっと知りたいときにオススメの二冊を紹介する。AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である (SB新書)作…

明日から憂鬱な飲み会がなくなるかもしれない『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』

「昔の友だちとなら本当の自分を出せるけど、会社は別だから」 「本当の自分を分かってくれるのは、家族だけ」 「別に新しい人と付き合わなくてもいいし」人間関係で悩む人は多い。 なぜ、人間関係がうまくいかないのか?「結局、あなたの心が冷めているから…

2017年の抱負と目標

謹賀新年 あけましておめでとうございます。 今年最初のブログ更新は、2017年の抱負と目標についてです。 2017年の抱負 2017年は、より強く、大きくなるをテーマに、仕事にプライベートに邁進していきたいと思います。 武道の世界なんかでは「心・技・体」と…