中庸への回帰

ベンチャーキャピタリスト/山家 創(やんべ そう)のブログです。

ベンチャーキャピタリストって、別に群れてるわけじゃないですよね?

ベンチャーキャピタリストに求められる要件(経験、スキルなど)があるとすれば、その一つに「人脈・ネットワーク」をあげる関係者は多いのではないでしょうか。投資先であるベンチャー企業のDDやベンチャー支援において、その業界や技術に専門性を有する人脈や、ベンチャー企業のチームに不足するメンバーを送り出せるネットワークが大事だというのは、日々の業務において痛感するところです。
それゆえに、ベンチャーキャピタリスト同士の横のつながりが大事だということも異論ありません。

ただ、一つ言わせてください。

キャピタリスト同士で群れ過ぎじゃないでしょうか?

私のような駆け出しぺーぺーのキャピタリストが何を生意気な、というお叱りは最もです。別に群れているわけではなく、純粋にキャピタリスト同士の交流の場があるのは大事なことです。

ただ、キャピタリストを集めた勉強会の場で、セミナー講師もいらっしゃる場で、ぺちゃくちゃと講義・講演中に雑談するのは、いかがなものでしょうか。
おそらく著名なキャピタリストであられたので、講義を受けるまでもない専門的な知識があって、退屈だったのかもしれません。
久しぶりにあったキャピタリスト同士に交流をされていたのかもしれません。

ただ、マナーが無さすぎではないでしょうか?

仮に僕がベンチャーキャピタリストを目指す学生としてあの場にいたならば、「ベンチャーキャピタリストってチャラチャラしてダサい」と思ったでしょう。一握りのマナー違反で、VC業界を盛り上げていこうという場に水を差すのはいかがなものでしょうか。

人脈と群れることは違うと思います。
ネットワーキングとマナー違反は別次元です。

自戒として。