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中庸への回帰

ベンチャーキャピタリスト/山家 創(やんべ そう)のブログです。

弱視(ロービジョン)を調べる

ちょっと興味があって、弱視(ロービジョン)について調べてみました。

弱視者の定義

弱視者、ロービジョンとは一体何かという定義ですが、いろいろと定義が揺れているようですが、大まかものとしては以下の通りです。

  • 眼鏡やコンタクトレンズを使っても見ることが十分に回復せず、生活に不便を感じる状態
  • 矯正眼鏡を装用しても「視力が0.05以上、0.3未満」(世界保健機関WHO)

従来の法的な定義では0.05未満が盲、すなわち視覚的な情報を全く得られない方ですから、盲患者よりも視力としては高いけども、生活に不便を感じている患者を指します。

僕の裸眼での視力は0.1以下なので、コンタクトレンズを外したぼんやりとした状態でしか視覚情報を捉えられない、というイメージでしょうか。

弱視者の数

世界に2.5億人も存在するんですね。国内に関していうと、心臓病の患者は100万人、アルツハイマー病の患者は125万人、認知症の患者は170万人存在すると言われており、規模感として決して小さくない課題だなと。

ロービジョンの原因疾患

日本眼科医会の発表によれば、ロービジョンの原因疾患トップ3は以下の通り。

  1. 緑内障
  2. 糖尿病網膜症
  3. 加齢黄斑変性(※男女で変性規制、白内障など若干の差があり)

糖尿病の合併症として糖尿病網膜症は3~6割程度発症すると言われているそうです。糖尿病患者は国内に740万人いると言われており、かつ現代病として今後この網膜症も増えそうです。

僕の祖母も緑内障なんですが、こんなに視野が欠損してしまうのか、と今さらながら思いました。。

現在のソリューション

薬物療法やレーザー治療、手術などはあるとして、それでも矯正できない方は拡大読書器やルーペを使うというのが現状でしょうか。拡大読書器は自治体によって9割補助(定価20万円として18万円補助)が出ます。ただ、どれも弱視者のQOLを劇的に改善するかというと発展途上だなと。

それ以外に興味深いものとして、以下のように視覚以外を活用した技術があるようですが、使い勝手は悪そうです。

 

弱視やロービジョンという障害が社会に浸透していない(少なくとも、僕はこれまで知りませんでした)一方で、心臓病などと比べて同等以上の疾患者が存在する。世界で2.5億人という患者のQOLを劇的に改善する技術に注目してみたいです。